＃６７　ピアノを通じて成功体験を積み重ねる

コンクール入賞おめでとう！

１０月は様々なコンクールがあり、生徒たちの成長が目覚ましいものでした。ひまわり教室の生徒も、ショパンランドコンクールやブルグミュラーコンクールなどで優秀な成績を収め、日々成長している姿に感銘を受けました。中にはコンクール直前に毎日練習動画を送ってくれる生徒もおり、その一歩一歩の成長が明確に見て取れました。

いつも温かいサポートをありがとうございます

ピアノのレッスンを通してお子様が成長し、様々なスキルを身につける過程には、ご家庭でのサポートが欠かせません。毎日の練習を見守り、励まし、時には一緒に取り組んでくださるお母様方のお力添えがあってこそ、お子様たちは自信を持ち、音楽と向き合いながら素晴らしい成果を上げています。

日々のサポートに心から感謝申し上げます。

社会で生きる力

ピアノを教える中で大切にしているのは、「できないこと」に目を向けるだけではなく、どうすれば成長できるかを考え、言葉を選びながら指導することです。この過程で、子どもたちは成功体験を重ね、自己成長に繋がっていくと信じています。

ピアノを学ぶことで、脳の構造が変わり、問題解決能力や自己制御力が高まるというデータがあります。譜面を先読みしながら、タイミングよくペダルを踏むなど、ピアノを弾くことは脳をフル稼働させます。その結果、脳の神経ネットワークが発達し、社会で生きていく力（HQ：Humanity Quotient）が伸びると言われています。

成功体験は自信につながります。小さな目標を設定し、それを達成するたびに褒めてあげることが重要です。そうした小さな成功が子どもの記憶に残り、やがて大きな自信となります。ピアノを通して、子どもたちが自らの力で成功を手に入れ、人生で繰り返し成功する方法を体得してほしいと思います。

ピアノは単なる技術の習得ではなく、生きる力を育むものです。目標に向かって努力し続ける力、どんな環境でもやり遂げる力を持つ自立した人を育てていきたいと願っています。