#13 ピアノが受験に使える!?

ピアノを習っていることは強みになる

モチベーションを上げる!

今日は、家で楽しく練習してきてくださっている生徒さんの紹介です。最近、この生徒さんは練習日記付きの手帳を使っています。

「お母さんがこれがあれば練習が楽しくなるかなと思って、手帳とシールを買って下くれたの。使い始めて3週間で、続けていると楽しくなって、毎日自分からピアノの練習をするようになった。」

ここまで、生徒さん本人が私にお話ししてくれた内容を全てそのまま書きました。小学3年生です。行動のきっかけ、成長や結果を言語化してお話しできることも素晴らしいですね。


後でお母様からも、最近本人が毎日自分で練習することを心掛けていると聞きました。

ピアノという習い事は皆さまよくご存じのように、習い事の日だけ練習するのでもなく、気が向いた日だけやるというのでは、残念ながらピアノが弾けるようにはなりません。発表会などのわずか数分の曲を弾くために何十倍、何百倍もの時間をかけて数か月、毎日毎日コツコツ貯金のように積み重ねて練習していきます。

ピアノを習うとどうして良いか?

レッスンでは、次のレッスンまでの課題があります。小さな目標設定です。ノルマ達成能力、高い自己管理能力が身に付くと言われています。


そして、発表会やコンクールなどの日程が決まると、選曲、譜読み→ゆっくりさらう、部分練習など→テンポを上げていく、表現、音の質、完成度を上げていく→暗譜する、本番を想定した通し練習→本番と計画的に練習していきます。それは、段々目標を逆算できるようになり、自主性も育みます。


コーチングの講座を受けたときもピアノの先生やピアノを長く続けられていた方が集まると講義の質が高くなると聞きました。


またどんなに小さいお子様でも舞台に1人で立ちます。一人で表現し、失敗しそうになっても、誰も助けてくれません。全部一人で何とかしなくてはなりません。


ピアノを弾くことは、「目標設定、達成、自己管理、タイムマネジメント、困難を乗り換える、日本語や英語のようなもう一つの言語であり、他の人と分かり合えるもの、人生そのもの」だとおっしゃっていたピアノの先生がいました。私もその言葉に深く共感しました。

ピアノが受験に使える!?


アメリカではすでに、音楽のグレード試験や賞歴を武器にアイビーリーグといわれるハーバード大学、コロンビア大学、イェール大学、スタンフォード大学などへ進学することが盛んに行われています。アメリカではアイビーリーグを目指して計画的に小さいころから、バイオリンやピアノを習う子も多いようです。音楽を武器にするため大学受験時もピアノを辞めません。ハーバード大学では、楽器の一つや二つ出来るのは当たり前、音楽大学生のようにレベルも高い人が多いそうです。アメリカ在住のピアノやバイオリンの先生から聞きました。

そして、日本でも音楽を重要視する私立進学校も増えてきているようです。受験にピアノが使える大学も増えてきています。受験で5教科以外のスキル・能力を重要視する傾向が高まっており、今後さらに多くの大学に広まると言われています。

音楽が受験に役立つ大学…東大、慶応義塾大学、早稲田大学、明治大学、立教大学、中央大学、法政大学、同志社大学、立命館大学、関西学院大学(学部にもよりますので、詳しくは下記のピティナのホームページをご覧ください。)


HP: 東大推薦 ピアノで東大!?

ピティナ HP: ピアノから考える大学受験

音楽の友社 HP:「ピアノ習っています」は武器になる


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