#15 ピアノの練習を楽しくする方法

親子バトルになっていませんか?

親子で楽しもうと思って始めた音楽なのに、親子バトルになってしまう!というお話はピアノ講師を始めてから、今までたくさんの保護者様から聞いてきました。そしてそれは私たち親子のテーマでもあります。以前アメブロさんのほうでもいくつか記事を書かせていただきました。

今日は、私が実際に行ってみて上手くいったな、子供たちが笑顔で練習を終えることが出来たと思うものを3つ程紹介させていただきます。

①選択肢をあたえる

指使いや音間違い、弾き方を直そうものなら、「やった。」「もう言わないで。」これは、娘たちから今日のピアノ練習で実際に言われた言葉です。一般的に小さいころから女子の方が口が立つので、手を焼くケースも多いようです。男子の方が褒めるとのってくる傾向にある気がします。

こちらは、小学生や園児向けになりますが、基本的に小さいお子様はクイズが好きです。「1番と2番どっちがただしいでしょう?」「そう!正解!」シ♭ソ♭シ♭ソ♭ピンポンピンポン~!(音を出すと喜びます。カタカナで書くと分かりずらいですね。)とわざと間違えた答えを入れて、選ばせます。楽しそうに言ってあげて下さいね。

次女にバイオリンの練習の時「次の音までヴィブラートをかけるかかけないか?」と簡単な質問をしたところ、「かける~。」とジャンプして答えていました。そしてすぐに実践!「今日はママと遊んでいるみたい。」と大喜びしていました。

やはり本人がやると決めるからできるので、「ここはスラーね。」といってもその場は出来ても次に弾いたときにはまた元通りとなってしまうことも多いです。一度覚えたことを書き換えるのは大人でも難しいことなのです。

➁上向きの行動をとる

人は上向きの行動をとると、気持ちが上向きになるのだそうです。例えばハイタッチなどです。スポーツの世界でも得点が入ったら、選手同士でハイタッチしている姿を見かけますが、ちゃんと意味があるようです。


英語でも「元気を出して」は chin up! ですね。直訳するとあごを上げて!


バイオリン演奏は、楽器を自分で持つため気分が下がってくると楽器が下がってきてしまいます。楽器が下がってしまうと音程や弓の向きが変わってしまいうまく演奏できなくなります。


音楽はメンタル8割と言われているくらい気持ちが大切です。出来れば練習も楽しく行いたいですよね!ちなみにスポーツはメンタル9割だそうです。


出来たね!タッチ!という感じでやってみて下さい。10秒ハグも良いですね。スキンシップは、7秒以上でオキシトシンという愛情ホルモンが出ます。

声掛けもなるべく前向きな言葉を選んで下さいね!

③笑顔でいる!

笑顔は良い波動を生み出します。あらかじめ笑顔でいることで、声掛けも変わってくるから不思議です。


それでも、声を荒げてしまった、怒ってしまったときは、謝る勇気を持ちましょう。「大きな声を出してごめんね。」とハグしてあげて下さい。そのあと何か言いたい方は正論をやんわりと。謝る勇気も出ないときは、次の朝いってらっしゃいハイタッチでスキンシップをして送り出しましょう!

何も無かったことになります!!?


以前ロシアの曲をとても楽しそうに弾いていた生徒さんがいて、お母様に〇〇ちゃんこの曲好きなんですか?と聞くとなんとロシアの踊りを一緒に踊ってみたというお母様がいました。素敵ですね!ちょっとした工夫や声掛けで子供たちのモチベーションが上がるのですね。是非、皆さんの上手くいっているエピソードございましたら、お聞かせください。

ブログ:ひまわりレッスンnews11 シール手帳で楽しく練習

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